スピッツ「猫ちぐら」の歌詞について

皆さま、こんにちは。
さざなみです。

スピッツが好きで、
YouTubeやブログを趣味でやらせていただいているただの一般の者ですが、
この度は当ブログにお越しいただき、大変ありがとうございます。

さて、以前のブログ記事にて、
あくまで変わり者の私の一個人の思いではありますが、
スピッツの1番好きな曲として、
「漣」
「猫ちぐら」
「紫の夜を越えて」
「恋のうた」
「夢追い虫」
「歌ウサギ」

そして、プラスαとして、
「運命の人」
「正夢」
「フェイクファー」

を選ばせていただきました。
(全然「1曲」に絞れておらず、すみません…)

そして、以前のブログ記事にて、
そもそも、
「漣」「猫ちぐら」「紫の夜を越えて」の3曲と、
「恋のうた」「夢追い虫」「歌ウサギ」の3曲は、
あくまで私の中でですが、
部門(?)が全く異なります、と書かせていただきました。

後者3曲は、完全に自分自身の「恋愛体験」に寄り添ってくれた大切な曲。
前者3曲は、恋愛以外の「仕事や人生のこと」において、私の背中を押してくれた大切な曲。
そのような括りです。
※もちろん「漣」「猫ちぐら」「紫の夜を越えて」を、恋愛の曲として捉えていらっしゃる方もたくさんおられるでしょうし、むしろその方が多いと思います。
あくまで私の勝手な解釈です…。

という訳でして、整理をさせていただきますと、
私の最も好きなスピッツ曲は、

【仕事・人生 部門】
「漣」
「猫ちぐら」
「紫の夜を越えて」

【恋愛部門】
「恋のうた」
「夢追い虫」
「歌ウサギ」

【プラスα】
「運命の人」
「正夢」
「フェイクファー」

となります。
(我ながら、自分でも面倒くさい人間だと思います(笑))

さて、今回は、
私にとっての【仕事・人生 部門】のスピッツ曲の中で、
二番目に好きな「猫ちぐら」について、
(あくまで変わり者の私が、)どのように歌詞を解釈してきたか、を書かせていただきたいと思います。
もし宜しければ、以下お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。


【「猫ちぐら」の歌詞について】

コロナ禍が始まって間もない2020年6月、スピッツが私たちへこの曲を届けてくれました。

かと言って、私にとっては特段、そのコロナが始まって、ガラッと変わり始めた世の中・社会などに対する思いを乗せながらこの曲・詞を聴いていたわけではありませんでした。

その当時の私は、単純にコロナに対して何かを思う余裕すらないほどに、ただただ毎日の仕事をこなすことのみに必死で、辛い長時間労働の日々で、そして職場での対人関係も悪化しており、なんとかここではない自分らしく生きられる場所を探したい…、そんなことを思っていた時期でした(基本的に今もそうなのですが(笑))。

スピッツ、そして草野正宗さんが、この曲・歌詞に込めた思いというものは、いつもどおり私なんぞには分かりませんが、私が勝手に、そして自然にこの曲・歌詞に自分自身を照らし合わせた解釈は…。

「新しい、自分の好きなことを始めてみよう。それは、スピッツの曲を使った動画を作って、YouTubeをやったり、ブログを作ってみたりすること。今の仕事はなんとか続けながらも、まずは仕事の日々とは違う自分のパラレルな世界(YouTube・ブログ)を作ってみること。それが、自分の作る動画を覗きに来てくれる人たちと私だけの「小さな猫ちぐら」になったらいいなぁ。」

というものでした。

それでは、歌詞につきまして…。

意地悪少し 笑顔は多めに

汚れちまいそうな白いシャツ着て

あくまで勝手にですが…、私の自己紹介の2行だと思っています(笑)
私の生き方や人との接し方(自分では思っているつもり)は、「ただ優しいだけでなく、ほんのごくわずかな毒っけと、あとは相手の笑顔いっぱいになるもの」であればいいなぁと、日々思っています。
「意地悪50%・笑顔50%」も「笑顔は少し、意地悪多めに」も個人的には嫌です…。
何事も「意地悪2%・笑顔98%」くらいのスタンスが個人的には好きです。
そして、そんな私は、他人からのほんの少しの嫌がらせなどですぐに傷つく(泥がついてしまう)ような、白いピュアな心の持ち主です、みたいな(笑)


アリの行列 またいで歩き

不器用に丸いにぎり飯食べて

そんな私は、職場でうまく馴染めずに…
人の悪口・陰口・人が嫌がることをしているメンバーとうまく合わせることも出来ずに…
(私自身、本人がいない場所でその人の悪口は絶対に言わないと決めておりまして…)
今日も私だけ、お昼休みに一緒にランチに誘われず、ひとり公園でアリの行列またいでベンチでおにぎり(自分で作った不器用な形の)を食べている…。
あるいは、「アリの行列またいで…」というのは、「私は職場でみんなと同じ働きアリのようになれていない、行列に入っていない(心から好きなことではない仕事・周りのメンバーだから、仕事にもあまり身が入っていない?)」そんな自分も表しているような…?


流れに任せ似た景色 上書きしてきた

そんな嫌な日々をずっと過ごしてきた。
心から好きなわけでもない仕事内容・人間関係…。
なのに…、本当にやりたいことの目標も持たず、環境を変える勇気も出さず、流れに任せて今日までこんな日々を過ごしてきた…。


作りたかった君と小さな 猫ちぐらみたいな部屋を

誰にも言ったことないし、何のスキルもない自分には出来っこないと諦めていたけど…
本当は、自分が一番好きな「スピッツ」の曲で、何かしたい、何か作りたい、自分の頭の中にある世界を表現してみたい。
嫌な仕事をしながら生きていくのではなく、本当に自分のやりたいことを表現して、それを「おもろい」と言ってくれる人が少しでもいてくれたら、その人たちとだけで笑っていられる猫ちぐらみたいな小さい世界をつくれたらいいなぁ…。
そんなことをひっそりと思っているんだ。。


斜め方向の道がまさか 待ち構えていようとは

たまたま新しく買ったパソコンで、初めて何の気なしにさわってみた音楽作成アプリ…。
全然使い方わからないけど…、適当に音符をつけてみたら、可愛い音が出る…。
数日・数週間さわってみたら、ちょっとずつ使い方がわかってきた。
これで、スピッツの曲を好きな楽器でアレンジしてみようかな…。イラストが描けるソフトもあるみたいだから、これで海の絵でも描いて、波の音をつけて動画にしてみようかな…。動画の作り方とか、調べてみよう…。
(数カ月後…)「YouTubeへのアップの仕方なんて知らないけど、調べてみてやってみようかな。こんな動画を見つけてくれる人なんて、一人もいないかもしれないけど…。」
こうして、思いもしなかった趣味・やりたいことが見つかったんだ。


驚いたけど さよならじゃない

望み叶うパラレルな世界へ

まさか、音楽の知識なんてゼロだった自分が、こんなことをやり始めるなんて、自分でびっくりだけど、今はこの動画作りが楽しくてしょうがない。
何一つうまくいかないこの現実世界に、別れを告げるわけじゃない…。自分の命を絶つわけじゃない…。
ただ、誰かに嫌なことをされたり言われたりするわけでもない、自分の好きなことを好きなだけやる架空の世界(YouTube)を見つけたんだ。
嫌な現実世界だけど、仕事から家に帰ったら、この世界に逃げ込むんだ…。
そんな、今までと違う生き方を…見つけたかも。


明日はちょこっと違う景色

描き加えていこう

「音楽作成」「イラスト作成」「動画作成」。
まだわからない機能ばかりだけど、1つずつゆっくり調べて、できることを増やしていこう。
明日はあの楽器、あさってはあの楽器、どんな可愛い音楽になるのか、色々試していこう。


弱いのか強いのか どうだろう?

寝る前にまとめて泣いてる

解釈も何もありません…。
そのまま、自分の姿です。
明らかに日々傷ついてばかりで、心が弱い自分…。
でも、人前では泣かない…。
誰もいないところで、寄り添ってくれるスピッツの曲とか聞きながら、明日またがんばるために泣いてる…。精神的にギリギリかもだけど、なんとか朝起きて職場には行っている…。
そういう意味では、多少は強いのかな…。
いやいや、こんなにしょっちゅう家の中で泣いてる時点で、弱いよね…。
わからない、どっちなんだろう…。


心弾ませる良いメロディー

追い続けるために

草野正宗さんだったら、この歌詞はぴったりだと思います。
いやなことがあって泣いたりもしているけれど、それでも良いメロディーを私たちに届けてくれるために、今日も生きて、作詞・作曲、バンド活動をしてくれているのだと思います。
私は、規模や次元があまりに違いすぎるけれど、何様だと言われるかもしれないけれど…
自分なんかがアレンジする曲や、作る動画で、こんな変わり者でも生きているのかと、誰か1人でも心がふっと軽くなってくれる視聴者の方がいるなら、その人のためにも、動画作成をやってみよう、そんな気持ちです。
作曲なんてできないですから、メロディーを追い続ける、なんてかっこいいことはしていないですけれど。。


続いた雨も小降りになってた

お日様の位置もなんとなくわかる

社会人になってからずっと続いてきた嫌な仕事・嫌な人間関係。そんな辛い日々だったけど…。
この動画作成を始めてみて、少しだけ光が見えた気がする。
自分がやりたいこと、あっちに向かって歩いて行こう、というものがぼんやりとわかってきた気がする。


寂しいけれど さよならじゃない

望み叶うパラレルな世界へ

現実世界で、他の人たちと同じように会社で生き生きと働く、そういうことを目指して社会に出たけど、結局私には出来なかった…。
自分は変わり者で欠陥品なのかな…。そう思うと、少し寂しいけれど…、でもそれは仕方ないからもういいんだ。
現実世界でうまくいかないから、命を投げるわけじゃない。
とりあえずは今の仕事を続けながらでも、この見つけたもう1つの世界で、今は好きなことを思い切りやってみよう。
いつかこのパラレルな世界のほうが、現実世界になったらいいなぁ…。
そんな夢を描きながら、動画作成とか、一生懸命やってみよう。

願わくば優しい景色 描き加えていこう

自分なんかが作った動画を、いいねって言ってくれたり、心が軽くなってくれたり、そんな人たちと触れ合える優しい景色を夢見て、明日からもがんばって生きていこう…。





今回も長々とすみません。
こんな私なんかの個人的な文章、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

前回の記事(「漣」の歌詞解釈)で書かせていただいたこと同様、
絶対に正解ではないと思いますが、
あくまで変わり者の私が、勝手に自分自身の状況・気持ちを照らし合わせて解釈したものです。

誰かに迷惑をかけなければ…
自分の心の中で、勝手に解釈して、勝手に勇気が出たり、勝手に涙が出たり…したもん勝ちだと思っています。

上記のような思いをもとに、
「猫ちぐら」を、”波の音とスピッツ”と題して、
動画を作成させていただきました。

もし宜しければ、
ご覧いただけますと幸いです。
(動画の5曲目が「猫ちぐら」となっております。)



記事を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。

2023年1月
さざなみ